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重要なお知らせ
平井正也の「うしろにある絵が見えますか?」は、更新終了しました。
あたらしいサイトは、「nelco web」です。
平井正也の最新情報は、今後は「nelco web」をご覧ください。
→ http://www.nelco-web.com/

平井正也の「うしろにある絵が見えますか?」

2005年7月25日(月) うしろにある絵が見えますか?

10日間の長野暮らしも今日でおしまい。
朝目覚めるなり、壁に吊るしてある絵をはずしました。
準備するのはあんなに大変だったのに、あっというまの撤収でした。

東京に帰ってしばらくしてから届いた「西之門しんぶん」(ナノグラフィカ発行)に、ぼくと有美子のことが紹介されていたので、そのまま引用させてもらいたいと思います。


西之門しんぶん 8月号より
「つくるひと nelco 平井正也とゆみこ」
7月16日から24日まで、平井正也展「うしろにある絵が見えますか?」を開催しました。平井正也とは「マーガレットズロース」という東京のバンドのロックンロールギタリスト&ボーカルをしている血まみれアーティストです。
最近は結婚したせいで幸せなのか血まみれ度は減りましたが活動は精力的です。
「nelco」(ネルコ)とはその平井正也と妻・ゆみ子によるめおとユニットです。まだはじめたばかりですが、ポストカードやTシャツなどの品物を生産しています。
平井正也が絵を描き、ゆみ子が布小物をつくったりします。2人のつくるものがこれからは合体していくことが予想されますが、どうなるかはわかりません。
今回の展らん会中は2人がナノグラフィカに泊まりこみでやりました。そうじをしたり、ごはんをつくったり、買い物に行ったりしながらの展示。生活するメンバーによって一日のすごし方も変化することを知りました。
「ネルコ」という名前だけあってゆみ子は相当の眠り屋でした。正也はうたの練習をする時はヤクザのようにこわい顔でした。これが印象に残ったことです。
絵の展示は静か(あまり人が来なかった)だったけど、金斗雲の壁や窓の3方向に絵が飾られ、まん中にすわると「正也風呂」(絵に囲まれて風呂につかっているようだの意)でした。人気のあった絵は銭湯の絵でした。


このホームページをはじめた去年の6月頃、当時のぼくにとっていちばん大きな問題は、どう自分を生かすか?ということだったと思う。それはこのホームページのプロフィールを読んでもらもらえばうかがい知れる。
「うしろにある絵が見えますか?」という一枠を雑誌で連載させていただくことになり、その12ヶ月の絵を展示することから、展示のタイトルも「うしろにある絵が見えますか?」にした。
だけどほんとうは、そのタイトルに既に違和感を感じ始めていた。
アルバイトをやめて、結婚をしたぼくにとって、「自己を生かす」というテーマはあまり問題ではなくなってしまった。
つまり生活のレベルで「自分」が実現されてしまうと、特別大きな声で「ほんとうはおれはこういう人間なんだ」とうたう必要もなくなってしまったということなのだ。

これはぼくにとってはとても大きな変化だった。どう表現していいかわからないけど、とても大きな変化だった。ある意味で、これからも「自己」というものは最大のテーマであり続けるかもしれない。だけどその「自己」はいままでの「自己」とは違うものになるだろう。
いままでよりも本物の自分が試されることになるだろう。
ぼくはもうひとりではないから、生かされているというところから出発したい。

だから今回の長野暮らしは新婚旅行のようでもあったし、いままでの自分に固執していた自分とのさよなら旅行のようでもあった。

有美子と入籍した7月1日、ふと思いついて鯛めしを食べに出かけた。
そのときごはんを食べながら思いついたのが「nelco」(ネルコ)です。
有美子とふたりであーだこーだ自画自賛しながら、
nelco recordsからは平井正也のソロ音源を。
nelco booksからはふたりの手づくり本を。
nelco sewingからは有美子の布小物を。
そんなふうにやっていこうと思います。

「うしろにある絵がみえますか?」はこれでおしまい。
あたらしく、nelco-webがおとどけする「こんなふうにやっています」がはじまります。




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