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2005年3月21日(月) 佐々木彩子バースデーライブ ギターを担いでバイトに行って、終わってから電車にのってカッパ橋なってるハウスへ。TINY CAFEの1日店長のとき、近所に住んでいる佐々木彩子さんから突然かなり強引に、バースデーライブのゲストとして誘われたのでした。 佐々木彩子さんは、みんなに「ちゃん」と呼ばれています。なんでも他にあやこちゃんが先にいたので、あとからきたあやこちゃんは「ちゃん」だけになっちゃったんだそうです。ぼくは「ちゃんさん」と呼んでいます。なんか変ですね。ちなみに新潟の実家の裏に住んでいたおにいちゃんは「くんくん」と呼ばれていました。余談です。 ちゃんさんは渋さ知らズの中心人物として活躍していた人で、いまはピアノの弾き語りでつつみこむようなおおきなうたを聴かせてくれます。 30歳の誕生日でしたが、うたのおおらかさというか貫禄のようなものは30歳とは思えないものがありました。それなのにうたっていてたのしいーという、少女のようなういういしさみたいなものも感じて、きっとこの先いくつになってもかわらないんじゃないか、と思いました。 9時過ぎにお店について、扉を開けると音楽室のような店内はお客さんでいっぱいでした。みんな思い思いに目を閉じたり、ゆっくりからだを動かしたりしながら気持ちよさそうに聴いていました。ちゃんさんはぼくが入ってくるとうたいながら、(ちょっと座って待ってて)という目配せをくれるくらい余裕がありました。 その曲が終わるとすぐに準備をしてうたわせてもらうことになりました。 まずはひとりで、「君をください」をうたって、それからちゃんさんのリクエストで「穴」をサックスの川下さんとセッションしました。 きっとすごくいいんじゃないか?と期待していた「穴」のサックスはほんとにすごくよくて、どんどんテンションがあがっていくのを感じながら、(ミュージシャンって素敵だなー)と思いました。 自分は詩を書いてうたをうたうけど、ミュージシャンというものではないと思います。ミュージックより大切なものがあってそのためにミュージック。だけど、はじめて川下さんと音をあわせながら、音楽そのものがもっているつながりってすごいんだなーと思ったのです。 すこしうたっただけで汗が吹き出ます。最後はちゃんさんと「斜陽」を演奏しました。バイト中簡単なコード進行のメモだけ書いておいて、それだけでちゃんさんはすごい演奏をしてくれました。ぼくをさそってくれたのを自分への誕生日プレゼントといっていましたが、ぼくにとっても大きなプレゼントでした。またちゃんさんと「斜陽」を演奏したいと思ったし、ちがう人ともやってみたいと思いました。ながい後奏のところで、ピアノがほんとに夕焼けみたいに聴こえました。あーしずんでいくーしずんでいくー。途中から川下さんのサックスも加わって、ほんとに、ミュージシャンのすごさを知ったのでした。 それから席についてビールを飲みながらちゃんさんと川下さんの演奏を聴きました。とても気持ちよかったです。ライブが終わってからちいさな花束を渡したのですが、そのあとお客さんから渡される花束がどんどん立派になっていくのではじめに渡してよかったと思いました。 ゆっくりしたかったけど、健康保険の締め切りがあるのでちゃんさんと川下さんと握手をして帰りました。
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2005年3月22日(火) Dr.ハポンの言ったこと 3月はほんとにいろんなことがあって、一日一日ふりかえってたらもう一ヶ月かかってしまうのでとりあえず今日の日記からひょっこり再開します。 健康保険で連載していた「うしろにある絵が見えますか?」は3月で終りにして、4月から物語を書くことにしました。「Dr.ハポンの言ったこと」というタイトルです。 くすりじゃなくて、詩や、絵や、音楽で病気をよくしてしまう、のんきなお医者、Dr.ハポンが主人公。なまえは名古屋のKD.Japonから勝手にいただきました。友達にネオンというのがでてきます。長野ネオンホールから勝手にいただきました。近々ポレポレというのもだそうと思っています。福山ポレポレから勝手にいただきます。 今の病院ではわるいところがどこかをみつけて、それをとりのぞく、というのが主だと思います。ハポンはその人のうちにいって、どうしてわるくなったのか、理由をみつけてたとえば「奥さんとデートしてください」とかいいます。ハポンは病気の名前をしりません。しらなくてもよくしてくれます。 病院は病気やくすりの名前にあふれています。どこも悪くないなんていわれるより、ひとつくらいは病気の名前をもらうほうが安心するくらいかも知れません。 テレビを通じて知識としての健康や医療がいまふつうのひとの間にも広まっていますよね。栄養物質の名前とか、ホルモンの名前とか。だけど、健康のかたちってほんとはひとりひとりちがうんじゃないかとおもうんです。みんなすこしずつちがうからだなのに、おなじものが効くなんて変だなとおもったりします。 ハポンははじめて会う人とはまず友達になって、それからよくしてくれます。そしてそのひとがほんとうはなにをもとめているのかみつけてくれます。それってエンターテイメントなんじゃないかなーっておもいます。 そんなことをちょっと笑ってしまうようなお話にしていくつもりです。 その締め切りが今日だったのですが、イラストが間に合わず延ばしてもらっちゃいました・・・ごめんなさい。さっきできあがったのでこれから寿司を食いに行きます。
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